業務用脱毛機をレンタルするメリット・デメリット|大きな違いとどちらを選ぶべきかの考え方


業務用脱毛機は脱毛サロンを運営していくうえで必ず必要となる設備の一つです。しかし、業務用脱毛機は非常に高価で、いくら必要設備といえどもかなりの負担になります。実際に、脱毛サロンの運営を始めるにあたって、業務用脱毛機の値段の高さに頭を悩ませてしまっている方も少なくはないのではないでしょうか?


そこで当記事では、業務用脱毛機を導入するにあたり、比較的低コストで導入できる「業務用脱毛機のレンタル」について解説していきます。購入とレンタルで迷っている方や、自社に最適な導入方法を探している方などはぜひ参考にしてみてください。

業務用脱毛機のレンタルと購入の大きな違い

業務用脱毛機を導入するにあたり、購入とレンタルの違いを把握しておくことはかなり重要です。把握しておくことで、自社にとって最適な方法で業務用脱毛機を導入することができるようになるでしょう。以下でそれぞれの違いを把握して、導入方法を検討してみてください。


【業務用脱毛機のレンタルと購入の違い】

  • 所有形態

└購入した場合、所有権は購入者である自社になります。一方で、レンタルの場合はメーカー側に所有権があります。レンタルは所有者であるメーカーが取り決めたルールのもと取り扱う必要がありますが、自社で所有している場合は取り扱いが自由です。

  • コスト

└購入とレンタルではコスト面に大きな違いがあります。まず、初期費用では購入の方がレンタルよりも圧倒的に費用が掛かり、レンタルの方が安い金額で済みます。運営コストでは、レンタルだと毎月費用が掛かりますが、購入であれば部品が故障したり、交換が必要になったりした時だけで済みます。また、長期間利用し続けるとレンタルの方が結果として割高になってしまいます。

導入段階で、初期費用が十分に無い場合はレンタル、ある程度の費用があって長期間利用する前提であれば購入、といったふうに自身の予算などと比較しながら最適な方法を判断してみてください。

業務用脱毛機をレンタルするメリット

業務用脱毛機をレンタルで導入するメリットを以下では解説します。メリットを知っておくことでレンタルを利用するかどうかの判断材料となるため、必ず押さえておきましょう。

【業務用脱毛機をレンタルするメリット】

  • 導入するまでが早い
  • 経費計上できる
  • いつでもやめられる

業務用脱毛機をレンタルする場合、メーカーが所持しているものを利用することになるため、導入までの期間が短いです。また、経費として計上できるので税金を抑えやすく、解約すればすぐに辞められて費用を抑えられる点はレンタルの強みといえるでしょう。

導入するまでが早い

レンタルで導入する場合は、提供する企業にもよりますが、導入するまでの期間が短いです。例えば、審査や保証人・保証金が不要といった条件で提供してくれる企業であれば、余計な手続きがほとんど不要であるため、最短で導入までのプロセスを組めます。

一方で購入の場合は、一括で払える現金があるなら比較的早く導入ができますが、そうでない場合は金融機関から融資を受けるといった手続きが必要となるので、その手続きに費用が掛かった分だけ期間が長くなってしまうでしょう。また、業務用脱毛機は数百万円とするので、数台分の融資を受けるとなると、それ相応の時間がかかってしまいます。

経費計上できる

レンタルの場合、レンタル費用を経費として計上できるため、節税対策にも有効です。購入の場合は、150万円以上の業務用脱毛機を購入すると事業資産として計上されるため、固定資産税の課税対象に分類されてしまいます。つまり、購入の場合は追加で税金がかかり、レンタルの場合は税金を節約することができるという大きな違いがあるのです。税金の側面だけで見ればレンタルの方がお得に導入できます。

いつでもやめられる

レンタルはいつでも解約することができるため、購入に比べるとリスクが低いのが特徴です。万が一脱毛サロンがうまくいかなかった時や業務用脱毛機の性能に満足いかなかった場合、購入だと支払った額の負担が大きすぎますが、レンタルならその月までに支払った分だけの負担で済みます。

企業の規約によっては、レンタルでも解約金がかかる場合がありますが、最小限の金額で導入ができるうえに、リスクも少ない点はレンタルの魅力的な一面とも言えるでしょう。

業務用脱毛機をレンタルするデメリット

業務用脱毛機のレンタルは、経費計上できたり、万が一の際に解約ができることでリスク軽減が出来たりといったメリットがある一方で、デメリットもあります。デメリットを知っておくことで、業務用脱毛機をレンタルする価値を見定めることができるので、メリットと合わせて必ず把握しておきましょう。

【業務用脱毛機をレンタルするデメリット】

  • 想定外の費用がかかる可能性がある
  • 長期的に考えないと集客が滞る
  • 長期で契約すると購入の方が安い場合がある

想定外の費用がかかる可能性がある

レンタルをする場合、レンタル費用とは別で想定外の費用が掛かる可能性があるので注意が必要です。例えば、レンタル期間が設けられている場合の延長にかかる更新料や、ハンドピース、専用ジェルなどの購入費用が挙げられます。

基本的にレンタルには契約期間が設けられているケースがほとんどで、契約が満期になって延長を希望する場合には更新料がかかってしまいます。とはいえ、契約更新のタイミングで新しい機種がレンタル可能となっていれば、乗り換えるケースも少なくないので、更新のタイミングで延長するかどうかは、その時の状況を踏まえて判断しましょう。

また、ハンドピースや専用ジェルなどの購入費用にも注意です。業務用脱毛機に必要な付属品などは、レンタル費用とは別で購入を求められるケースも少なくないので、極端にレンタル費用が少ない場合などでは、付属品の負担がどのくらいあるのか確認するようにしましょう。

長期的に考えないと集客が滞る

脱毛は長期間にわたって行う施術方法であるため、継続プランで利用しているお客さんがいる限りは解約をするのが難しいです。いつでも解約できるのがレンタルのメリットではありますが、レンタルの契約条件とは裏腹に、継続中の顧客がいる場合には解約が思うようにできないのが現実です。

そのため、レンタルをするにしてもお客さんの契約プランに合わせて、なるべく長い目でレンタル期間を想定しなくてはいけません。そうしないと、結果的に顧客離れを招いたりしてしまう可能性があるでしょう。

長期で契約すると購入の方が安い場合がある

レンタルは月額払いで利用できるシステムで、購入に比べると初期費用も安く抑えられるメリットがありますが、長期間利用する場合には少し話が変わってきます。例えば、購入だと150万円かかる業務用脱毛機を毎月5万円でレンタルする場合、単純計算で30ヶ月利用したら購入する金額と同じだけの金額を支払ったことになってしまいます。つまり、購入費用よりもレンタル費用が上回ってしまった場合は、損をしてしまう可能性があるのです。

もちろん、途中で解約ができるといったレンタル特有のメリットもありますが、費用の側面だけを見れば長期間契約するほど損をする可能性があるので、本当にレンタルがお得なのかを総合的に判断する必要があるでしょう。

業務用脱毛機のレンタルと購入の費用比較

レンタルと購入ではかかる費用が大きく異なります。利用の仕方次第で購入の方が安く済むケースもあれば、レンタルの方が安く済むケースもあるので、利用期間や導入目的を明確にした上でどちらにするべきか検討する必要があるでしょう。

上記の点を踏まえて、以下ではレンタルと購入でかかる費用を比較できるようにまとめました。費用的な面で最適な判断ができるように、しっかりと把握しておくことをおすすめします。

【業務用脱毛機のレンタルと購入の費用比較】

費用内訳レンタル購入
初期費用
レンタル費用
ランニングコスト
メンテナンス費用
更新費用

レンタルの場合は、毎月のレンタル費用と契約が満期になった場合の更新費用が必要です。一方で購入の場合は、ランプ交換などのランニングコストや機材を長期間利用するためのメンテナンス費用などが掛かります。

レンタルするのにかかる費用

レンタルにかかる主な費用は、毎月のレンタル費用と契約延長時にかかる更新費用のみです。初期費用に関しては、契約金として最初にお金が必要だったり、機械の扱いを覚えるための講習費用が必要だったりといったケースで最初にかかることはありますが、基本的にはかからないことの方が多いです。

そのため、レンタルをする際に意識すべき費用は「レンタル費用」だけで問題ありません。レンタル費用は2~3万円でレンタルできるケースもあれば、毎月5~10万円のケースもあって幅広いです。レンタルする業務用脱毛機の種類や、契約期間などを総合的に判断して、お得だと思う機器を導入してみましょう。

購入するのにかかる費用

購入でかかる主な費用は、初期費用(業務用脱毛機の本体料金)と運営していく中でかかるメンテナンス費用、ランニングコストです。購入でかかる最も大きな費用は「本体料金」であるため、購入の際は本体料金を意識して導入しましょう。

業務用脱毛機は100万円前後で購入できるものもあれば、500万円近くするものもあり、値段はピンからキリまで幅が広いです。そのため、「料金に見合った性能はあるか?」「コスパは優れているか?」といった視点で、自社の予算に合った業務用脱毛機を導入することが大切になってくるでしょう。

また、メンテナンス費用やランニングコストにおいては、本体の性能や耐久性などに左右されるため、どのくらいかかるのかを購入時に担当者に確認しておくことを推奨します。特に、ランプ代やジェル代などのランニングコストは企業によって値段が異なるので、購入時にしっかりと確認しておきましょう。

業務用脱毛機はレンタルと購入どちらが正解?

ここまでの内容を踏まえると、レンタルと購入はそれぞれにメリット・デメリットがあるため、導入する企業の予算状況や目的に合わせてどちらを選ぶべきか検討すべきという結論に至ります。最初に投資できる資金や、導入した機器をどの程度利用するのかなど、費用面だけでなく運用方法や脱毛の提供プランなど全てを加味したうえで、最適な方法を選択してください。

以降では、レンタルで導入するのが正解(おすすめ)の人、購入で導入するのが正解(おすすめ)の人についてそれぞれ解説していきます。自社がどちらに当てはまるのかを見比べながら参考にしてみてください。

レンタルするのが正解の人

レンタルで業務用脱毛機を導入するのが正解といえる人は、主に以下のような特徴が当てはまる人です。

【業務用脱毛機をレンタルするのが正解の人】

  • 新規開業なので初期費用を押さえたい人
  • 運転資金がそもそも少ない人
  • まずはお試しで導入してみたい人
  • 最小限のリスクで導入したい人

基本的には、初期費用を押さえたい人や、脱毛サロンの運営を長期にわたって取り組めるか不安を抱いている人にレンタルがおすすめです。いつでも解約できるということもあり、撤退しやすい点はレンタルの強みとも言えるでしょう。最低限のリスクで、脱毛サロンの運営を頑張りたい人はぜひ利用してみてください。

購入するのが正解の人

購入することによって業務用脱毛機を導入するのが正解といえる人は、主に以下のような特徴が当てはまる人です。

【業務用脱毛機を購入するのが正解の人】

  • 長期間、同一機種を使い続ける予定の人

購入が適している人は、長期間同一の業務用脱毛機を利用し続ける予定がある人です。レンタルの場合は、契約を長期間続けることで本体価格よりもレンタル費用の総額が超過してしまう可能性が挙げられます。一方で、購入の場合は機材が使い続けられる限りは利用し続けられるため、長く使えば使うほどレンタルよりもお得になります。

そのため、脱毛サロンを開業後に経営が軌道に乗って、長期間続けいける見通しが立った段階で、資金的に余裕がある場合は購入で業務用脱毛機を導入するのが適していると言えるでしょう。

業務用脱毛機「Tambi」で単価アップとリピーター増加

業務用脱毛機をレンタルすることで、購入するよりも比較的低コストかつ低リスクで業務用脱毛機を導入可能です。また、購入に比べると、審査や保証人といった余計な手続きがないため導入までが早く、経費計上もできるといったメリットがあります。しかし、レンタルの場合は毎月の出費が安くても、長期間利用し続けると本体料金をレンタル費用の総額が超えてしまう可能性があるため注意が必要です。

実際のところ、レンタルには導入しやすくなるといったメリットがありますし、購入には長期間の利用に最適といったメリットがあるなど、利用する目的や期間によって最適な導入方法が異なります。そのため、レンタルか購入かで悩んでいる人は、当記事の内容を参考に最適な方を選択してください。

もし、購入の方が適していると判断した方には、「Tambi」という業務用脱毛機をおすすめしています。「Tambi」は、日本人に最適化された照射設定がされているので、圧倒的な脱毛効果を生み出します。高性能であるがゆえにクロスセルが実現し、客単価のアップとリピーターの増加が見込めるのが、「Tambi」の強みです。